『樹間爽風』
『樹間爽風』第三号
2024年3月31日
『樹間爽風』第三号のご挨拶
昨 年 創 刊 致 し ま し た 小 誌 『 樹 間 爽 風 』 の 第 三 号 を 、 今 年 も 皆 様 の も と へ お 届 け で き ま す こ と を 大 変 嬉 し く 思 い ま す 。
誌 名 『 樹 間 爽 風 』 に 私 は 、 大 地 に し っ か り と 根 を 張 っ た 樹 木 の 間 を 吹 き 抜 け る 爽 や か な 一 陣 の 風 の 景 を 見 ま す 。 文 学 研 究 の 基 本 は ど こ ま で も 文 献 に 対 す る 実 直 な 読 み に あ る こ と 。 そ の 着 実 な 読 み に 基 づ い て 、自 由 で 清 新 な 発 想 を こ の 世 界 に 送 り 出 す こ と 。こ の 誌 名 に 相 応 し い 文 章 を 今 年 も 数 多 く 掲 載 す る こ と が で き ま し た 。
創 刊 号 の ご 挨 拶 に お き ま し て 「 小 誌 は 特 に 、 今 ま さ に 研 究 の と ば 口 に 立 つ 方 々 か ら の 、 チ ャ レ ン ジ ン グ な 投 稿 を 心 よ り お 待 ち し て お り ま す 。そ し て 、爽 や か な 風 が い つ ま で も 吹 き 続 け る こ と を 心 よ り 願 い ま す 。」 と 述 べ ま し た 。 今 号 で は 新 た に 「 卒 論 ノ ー ト 」 と い う 枠 を 設 け 、 学 部 生 自 身 に よ る 卒 業 論 文 の 紹 介 文 を 世 に 出 す こ と が で き ま し た 。 次 号 以 降 も 引 き 続 き 、 若 い 書 き 手 の 方 に と っ て の 発 表 の 場 へ と 、『 樹 間 爽 風 』 が 育 っ て い く こ と を 願 っ て や み ま せ ん 。
二 〇 二 四 年 三 月
『 樹 間 爽 風 』 編 集 委 員 会
編 集 長 藤 井 嘉 章
『樹間爽風』第二号
2023年3月31日
『樹間爽風』第二号刊行のご挨拶
昨年創刊致しました小誌『樹間爽風』の第二号を、今年も皆様のもとへお届けできますことを大変嬉しく思います。
誌名の『樹間爽風』に私は、大地にしっかりと根を張った樹木の間を吹き抜ける爽やかな一陣の風の景を見ます。文学研究の基本はどこまでも文献に対する実直な読みにあること。その着実な読みに基づいて、自由で清新な発想をこの世界に送り出すこと。この誌名に相応しい文章を今年も数多く掲載することができました。
前号のご挨拶におきまして「小誌は特に、今まさに研究のとば口に立つ方々からの、チャレンジングな投稿を心よりお待ちしております。そして、爽やかな風がいつまでも吹き続けることを心より願います。」と述べました。今号では新たに「読書ノート」という枠を設け、博士前期課程に在籍中の二名の方の文章を世に出すことができました。
次号以降も引き続き、若い書き手の方にとっての発表の場へと、この『樹間爽風』が育っていくことを願ってやみません。
二〇二三年三月
『樹間爽風』編集委員会
編集長 藤井嘉章
『樹間爽風』創刊号
2021年12月25日
『樹間爽風』創刊号が刊行の運びとなりました。
『樹間爽風』創刊のご挨拶
ここに『樹間爽風』と題した小冊子を皆様のもとへお届けできますことを大変嬉しく思い ます。本誌は、二〇二一年三月をもって東京外国語大学国際日本学研究院の職を務めあげら れました、柴田勝二教授、並びに、村尾誠一教授の御退官を記念した冊子をとの企画を機に、 両先生の薫陶を受けた有志が編集委員会を立ち上げ、ここに創刊と相成りました。
『樹間爽風』という誌名には、是非、皆さまの思い思いのイメージを読み込んで頂きたい と存じます。私自身は、この四字の中に、大地にしっかりと根を張った樹木の間を吹き抜け る爽やかな一陣の風の景を見ます。文学研究の基本はどこまでも文献に対する実直な読み にあること。その着実な読みに基づいて、自由で清新な発想をこの世界に生み出すこと。そ のことを、私たちは両先生のもとで学んで参りました。
今回、小誌創刊にあたりまして、学内外の多くの先生方によるご寄稿や査読審査のご協力 を賜りました。この先生各位のお蔭をもちまして、「文学」という共通項で結ばれた、様々 な文章を掲載することができました。ご尽力いただいた先生各位、並びに執筆者の皆様には、 この場をお借り致しまして心から御礼を申し上げます。今後、更に一号一号と刊行数を重ね、 多くの「文学」に関わる文章が、本誌を通じて世に出ることを望みます。
小誌は特に、今まさに研究のとば口に立つ方々からの、チャレンジングな投稿を心よりお 待ちしております。そして、爽やかな風がいつまでも吹き続けることを心より願います。
二〇二一年十二月
黄金に色づく樹間に爽風が吹く永田町にて
『樹間爽風』編集委員会 編集長 藤井嘉章
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『樹間爽風』投稿規定
和漢韻文研究会会報『樹間(閒)爽風』の投稿規定を公開しました。
みなさま、ぜひエントリー下さい。
投稿規定は、こちらからご覧いただけます
『樹間爽風』に決定!
先日、お知らせいたしました、和漢韻文研究会の会報名について、村尾先生より、『樹間爽風』でとご連絡を頂き、正式に「間」字で決定いたしました。
ー 誌名ですが、やっぱり「月」は夜のイメージですね。
「日」すなわち「間」で行きましょう。
とのコメントが届いております。会報誌名決定に際し、多くのみなさまから貴重なご意見を賜りました。心よりお礼申し上げます。
和漢韻文研究会会報『樹間爽風』創刊号は、2121年12月に刊行を予定しております。
和漢韻文研究会報創刊
村尾誠一先生御退官記念創刊号
2021年12月刊行予定 『樹間(閒)爽風』
村尾誠一先生に命名頂き、会報名は『樹間(閒)爽風』となりました。 現在、「かん」の文字を「間」か「閒」かで、最終協議中です。どちらの文字になっても、「雑木林の中を爽やかに吹き抜ける風」のような、明快な論建ての投稿が多く寄せられることでしょう。最終決定を楽しみにお待ちください。
村尾誠一先生からのコメントは以下の通りです。
「私の日課が、家の下の野火止か、故郷井の頭の雑木林を散歩することから思いついたのですが、多磨キャンパスの自慢も雑木林だし、西ヶ原も染井に近接するかつての武蔵野です。すっきしとした論がほしいなと思います。」のお言葉と共に『樹間爽風』という誌名を賜りました。
創刊号は、「村尾誠一先生御退官記念号」です。 追って、投稿規定などを発表したいと思います。